2019/01/29
術前オリエンテーションを行っています
新病院に移転し、手術室と同じフロアに麻酔科診察室ができました\(^o^)/。
以前の病院でも少しずつ行っていたのですが、移転を機に本格的に手術室看護師による術前オリエンテーションを行うようになりました。
(外科の患者様だけなのですが…)
日本手術看護学会では、「術前外来」を行っているという報告も多くあり、患者様が安心して入院でき、安全に手術が受けられるように当院では、「術前オリエンテーションチーム」を中心に、説明内容の検討や、スタッフへの周知を行ってきました。

<説明するパンフレットが入ったファイルと入院案内>

<オリエンテーションの様子>
喫煙者は非喫煙者に比べ、肺炎、創部感染、心筋梗塞、脳血管障害、心停止のリスクが高まります。
そもそもタバコは「百害あって一利なし」なのです。
術前オリエンテーションを始めておよそ3年が経過し、患者さんにとってはどうだったのかと、今年度は看護研究にも取り組みました。
概ねよい評価が得られ、「ていねいに説明してもらって安心して手術を迎えられた」「何もわからなかったけど前向きになれた」など、患者さんからうれしい言葉が聞かれました。
入院後の術前訪問では、「頑張って禁煙した」「腹式呼吸の練習をしてきた」など、パンフレットによる指導の効果を聞くこともできました。
今後も改善を重ねながら取り組んでいきたいと思っています!!